歯磨き粉などでお馴染み、ライオンさんに時産の考え方について取材いただきました。
「時産」はお金もかからないし、ほんの少しの工夫ですぐできることばかりなのでぜひこちらの記事を読んで参考にしてもらいたいです。
マキ:私が幸せを感じるのは、スマホを置いて、家族でごはんを食べているときや、お風呂にゆっくり浸かっているとき、寝る前のちょっとリラックスした瞬間。
1日のなかに自分の心が安定して、穏やかでいられる時間がいくつもあると、丁寧に暮らせているな、と感じます。
でも、こういう時間って、自分で意識的に生み出していかないと、なかなかとれなかったりもするんですよね。
余った時間で好きなことをしよう、なんて思っていると、なかなか余らないのが時間ですから。
時間を主体的にコントロールして、自分の好きなことをする時間を生み出すという考え方を、マキさんは「時産」と表現します。
マキさんは、「時短」は、「時産」のためのテクニックと位置付けています。
マキ:効率よく物事をこなせると、浮いた時間にさらなるタスクを追加して頑張っちゃう人が多いんです。
でも、それでは「やるべきことに追われている」という感覚はかえって強まるばかりかもしれません。
時短で生まれた時間は、ぜひ自分のご褒美時間に。
ゆっくりコーヒーを飲むのでも、
好きな入浴剤を入れてお風呂に浸かることでも、
家族とのおしゃべりでも、
資格や語学の勉強をするのもいいですね。
自分が幸せだな、有意義だな、と思えることに時間を使うことをおすすめします。
毎日、どこかしらに小さなご褒美時間を組み込むことを習慣化してから、
「満たされていないと感じる日がなくなった」とマキさんは語ります。
私の考え方などをまとめてくださっていますので、よかったらこちらからお読みください。
丁寧な暮らしは誰のため?心に余白を生む「時産」の考え方